3次への挑戦を考える皆様へ!加速化補助金の2次採択結果からみる考察

おはようございます。
笑顔商店の高柳です。

中小企業成長加速化補助金の2次公募結果が公表されました。

弊社が支援したクライアントも、お陰様で無事採択されました。

今回の結果は、3次公募への挑戦を考えている皆様にとって、「今、どのような企業が評価されているのか」を読み解く重要な材料になります。


■ 2次公募は採択率が改善

2次公募では、有効申請872件に対して採択223件、採択倍率は約3.9倍でした。

1次公募は有効申請1,270件、採択207件、採択倍率約6.1倍でしたので、2次は申請数が減る一方で採択数は増え、採択率が改善しています。

一方で、「100億宣言」の申請数は1次公募時の1,517件から、2次公募時には3,091件へと大きく増えています。

つまり、成長を目指す企業は増えているにもかかわらず、実際に補助金申請まで進んだ企業は減っているのです。


■ なぜ申請企業は減ったのか

私は、これは関心が薄れたのではなく、大型投資に対する経営判断がより慎重になった結果だと考えています。

戦争や中東情勢、原油価格、物価高、人件費上昇、為替変動など、先行きが見通しにくい状況では、大型投資に慎重になるのは自然なことです。


■ 採択された企業に共通するもの

ただし、ここに今回の採択結果の重要なポイントがあります。

不透明な時代だからこそ評価されたのは、単に勢いのある企業ではなく、「不安定な環境でも実行できる準備が整っている企業」だったのではないでしょうか。

2次採択者は申請全体と比較して、売上高成長率、付加価値増加率、労働生産性成長率、売上高投資比率、自己資本比率、EBITDAマージンなどで高い水準を示しています。

さらに、採択者の金融機関による確認書提出率は100%でした。

つまり審査では、

・本当に成長できるのか
・投資金額は妥当なのか
・財務的に実行可能なのか
・投資後に売上や付加価値を生み出せるのか

といった「計画の実現可能性」が重視されていることが読み取れます。


■ 3次公募で問われること

3次公募への挑戦を考える皆様にお伝えしたいのは、まさにこの点です。

市場環境が不安定な時代には、多くの企業が慎重になります。

だからこそ、明確なビジョンを持ち、それを数字とストーリーに落とし込み、リスクを踏まえても実行できる計画を持つ企業にはチャンスがあります。

今回の結果から見えてくるのは、「強気な会社が勝つ」のではなく、「不安を前提にしても、なお進める計画を持った会社が選ばれる」ということです。

3次公募を目指すうえで必要なのは、単に補助金を取りにいく発想ではありません。

自社はなぜ成長できるのか。
なぜ今、この投資を行うのか。
その投資は売上、付加価値、労働生産性、賃上げにどうつながるのか。

そこまで一貫したストーリーとして説明できるかどうかが、これまで以上に重要になると考えています。

2次採択結果を、ぜひ3次公募に向けた事業計画づくりに活かしていただければと思います。


今回はここまでとします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

笑顔商店
高柳和浩


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