補助事業が終わっているのに、実績報告を待っていませんか?
おはようございます。
笑顔商店の高柳です。
補助金の支援をしていて、以前から少しもったいないと感じていることがあります。
それは、補助事業がすでに終わり、支払いまで完了しているのに、事業期間の終了間際まで実績報告を出さない企業が意外と多いことです。
もちろん、設備の納期が遅かったり、システム開発や広告などの事業が期限ぎりぎりまで続いたりする場合は仕方ありません。
しかし、事業も支払いもすでに終わっているのであれば、わざわざ期限近くまで待つメリットはほとんどありません。
むしろ、早く実績報告をした方がいいと私は考えています。
補助金は、採択されたらすぐに入金されるものではありません。
一般的には、
補助事業を実施
↓
支払い
↓
実績報告
↓
事務局による確認・確定検査
↓
補助金額の確定
↓
請求
↓
入金
という流れになります。
つまり、支払いが終わっていても、実績報告をしなければ入金に向けた次の工程は始まりません。
例えば、事業期間が12月末までだからといって、10月にすべての支払いが終わっているのに12月まで待てば、その2か月分だけ入金時期も後ろにずれていきます。
しかも、事業期間の終了間際になると、多くの事業者が一斉に実績報告を提出します。
当然、事務局側も混み合います。
提出後に書類の不足や修正が見つかれば、確認や差し戻しにも時間がかかり、さらに入金が遅くなる可能性があります。
その結果、「補助金は入金まで時間がかかるから大変だ」という印象を持つことになります。
確かに、補助金は後払いであり、入金まで一定の時間が必要です。
しかし、そのリードタイムのすべてが制度上必要な時間とは限りません。
自社が実績報告を遅らせたことで生じている時間もあるのです。
当社が支援している企業には、補助事業の支払いが終わった段階で実績報告の準備を始めてもらっています。
必要な証拠書類を確認し、不足があれば早めに準備してもらい、報告できる状態になれば速やかに提出します。
そのため、補助金の入金も比較的早いケースが多くなります。
補助金は、採択されることがゴールではありません。
実際に補助金が入金され、資金が戻ってきて初めて一連の事業が完了します。
特に数百万円、数千万円規模の投資であれば、企業は先に大きな金額を立て替えています。
その資金が1か月、2か月早く戻ってくるだけでも、資金繰りへの影響は決して小さくありません。
補助事業の期間は、「この日まで使ってよい期間」ではなく、「遅くとも、この日までに事業を終わらせなければならない期間」と考えた方がよいと思います。
事業が終わったのであれば、期限を待つ必要はありません。
できるだけ早く実績報告を行い、補助金の回収まで進める。
これも、補助金を上手に活用するための大切な経営管理の一つではないでしょうか。
今回はここまでとします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
笑顔商店
高柳和浩
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