「心からおめでとうと言いたい」——。
まさに、その言葉に尽きます。 ロサンゼルス・ドジャースが2024年に続き、2025年もワールドシリーズを制覇。見事、連覇を達成しました。大谷選手、山本選手、佐々木選手の歴史的な大活躍には、「おめでとうございます」と「感動をありがとう」という言葉しかありません。
この歴史的快挙は、チームの総合力はもちろんのこと、今やチームの核となった日本人トリオの活躍なくしては成し遂げられなかったでしょう。
彼らの圧倒的な「実力」は、もはや疑う余地もありません。しかし、同じ実力者同士であっても、シーズンや大舞台で誰が最も輝くのか。その「優劣」や「流れ」には、目に見えない「運気」、すなわち「バイオリズム」が少なからず影響しているのではないか——。
本記事では、ドジャース日本人3選手の圧巻のパフォーマンスを振り返るとともに、「人生の四季」とも言われるバイオリズムの観点から、彼らの活躍の背景を深く考察します。
圧巻のパフォーマンス! 連覇を牽引した日本人トリオ
まずは、この連覇を支えた彼らの具体的な活躍を振り返ります。
🔥 大谷翔平:2024年「50-50」MVP、2025年「二刀流復活」MVP候補
大谷翔平選手は、その伝説に、この2年間でさらに驚くべき章を加えました。
2024年(ドジャース1年目)は、MLB史上初となる「50本塁打-50盗塁」の金字塔を打ち立て、満票でナ・リーグMVPを受賞。チームのワールドシリーズ制覇に大きく貢献しました。
そして迎えた2025年シーズン。6月には投手としてマウンドに復帰し、「二刀流の完全復活」を果たすと、打者として55本塁打(リーグ2位)、OPS 1.014(リーグ1位)を記録。再びMVP最終候補に選出され、来る11月14日の発表を待つばかりとなっています。
🏆 山本由伸:「勇敢な鉄人」が掴んだ2025年WS MVP
2024年にドジャースに移籍した山本由伸投手。メジャー1年目は怪我による離脱もありながら7勝を挙げ、チームのワールドシリーズ制覇に貢献しました。
そして迎えた2025年、彼の真価が発揮されます。 ワールドシリーズでは3試合に登板し3勝、防御率1.02という圧巻の投球を披露。特に第7戦では中0日という常識外の登板でチームを救い、ワールドシリーズMVPの栄光に輝きました。235球を投げ抜いたその姿は「勇敢な鉄人」と絶賛され、連覇の最大の立役者となりました。
💨 佐々木朗希:「新・守護神」の覚醒
今年(2025年)、千葉ロッテマリーンズから移籍した佐々木朗希投手。シーズン当初は先発として起用されていましたが、そのポテンシャルが最大化したのはシーズン終盤でした。
クローザーへの配置転換が大当たりし、今シーズンのポストシーズンではなんと3試合連続でセーブを記録。160キロを連発する剛速球と切れ味鋭いフォークはメジャーの強打者たちを完全に圧倒し、チームの勝利を盤石なものにしました。
バイオリズム分析:彼らの「運気」は活躍を予見していたか?
さて、この驚異的な「実力」に対し、「運気」はどのように作用していたのでしょうか。正しい時系列で、3選手のバイオリズムを分析し直します。
山本由伸:第3盛運期(初夏)→ 第4盛運期(真夏)
山本選手の2024年(移籍1年目)のバイオリズムは「第3盛運期(初夏)」でした。「初春」で蒔いた種が芽を出し、ぐんぐん成長する勢いのある運気です。この運気に乗り、メジャー1年目で見事ワールドチャンピオンの一員となりました。
そして、ワールドシリーズMVPを獲得した今年(2025年)は、運気が最高潮に達する「第4盛運期(真夏)」。 まさに実力と運気が完璧に噛み合い、中0日での登板という獅子奮迅の活躍と、MVPという最高の結果に結びついたと言えるでしょう。
佐々木朗希:第5衰運期(真冬)→ 第1盛運期(初春)
佐々木選手の昨年(2024年)は、最も厳しい「第5衰運期(真冬)」でした。その時期を(日本で)乗り越え、今年(2025年)、物事が新しく始まる「種まき」の時期である「第1盛運期(初春)」にメジャー移籍を果たしました。
「初春」の運気は、後半にかけて上昇していきます。分析の通り、「後半から少しずつよくなってきた」という流れは、まさに「2025年シーズン終盤のクローザー転向成功」と「ポストシーズンでの大活躍」という事実と一致します。来年はさらに運気が上がるため、今年以上の飛躍が期待されます。
大谷翔平:第3衰運期(変化の季節)→ 第4衰運期(冬の晴れ日)
ここで最も興味深いのが大谷選手です。
2024年、彼に巡ってきたのは「第3衰運期」。これは「変化の季節」といわれます。まさにドジャースへ移籍し、DH専念という大きな「変化」の中で、「50-50」達成と満票MVP受賞という歴史的偉業を成し遂げました。
そして、今年(2025年)は「第4衰運期」。季節に例えると「冬の2年目」です。しかし、これは単なる冬ではなく、「冬の晴れやかな日」のような側面を持ちます。運気は下降気味でありながらも「浮上効果」があり、目立ちやすく、勘が働きやすい——。 まさにこの特殊な運気が、二刀流復活という挑戦と組み合わさり、再びMVP最終候補となる圧巻の活躍に結びついたのではないでしょうか。
バイオリズムでみれば、来年(2026年)は最も厳しい「第5衰運期(真冬)」が巡ってきます。
2024年の「第3衰運期(変化)」や2025年の「第4衰運期(冬の晴れ日)」とは、全く別次元の時期です。これまでの2年間は衰運期とはいえ活躍の余地がありましたが、「第5衰運期」は生理的な現象として気力・体力が落ち、判断ミスも多くなりがちだとされます。
まさに「冬から春に向かう準備の時期」であり、ここで無理をすると翌年以降に響く、最も慎重になるべき年です。
大谷選手が「並みの選手ではない」存在であることは間違いありません。しかし、このバイオリズムの大きな流れに対し、彼がどのようにコンディションを調整し、この「真冬」の時期を乗り越えていくのか。無理をせず、来たるべき春への準備期間として過ごせるかどうかが、非常に重要になってくるでしょう。来季は、これまでとは違う意味で彼の調整能力が試される年になるかもしれません。
「春」の移籍が導いた成功
興味深いことに、3選手ともメジャーリーグへの「種まき」を、バイオリズムでいう「春」の時期に行っています。
・大谷選手は2018年、まさに「種まき」の時期である**「第1盛運期(初春)」にメジャー移籍し、新人王を獲得。その時蒔いた種が、運気が最高潮に達した2022年の「第4盛運期(真夏)」に投打での大活躍とMVP受賞という形で花開き、更に収穫期にあたる第2衰運期では、ホームラン王、ナ・リーグMVP、更にはいまだ記憶に新しいWBCで日本を世界一に導くなど、歴史的活躍につながっています。また翌年の変革期にはドジャースへ移籍し、その後も前述のように大活躍をしています。
・山本選手は、2023年の「第2盛運期(春)」にドジャースとの契約を締結。そして翌2024年の「第3盛運期(初夏)」という素晴らしい上昇気流の時期にプレーを開始しました。まさに「春に種を蒔き、初夏に芽吹いた」形です。
・佐々木選手も2025年「第1盛運期(初春)」に移籍し、素晴らしいスタートを切りました。
自然の原理原則でいえば、「春に種を蒔く」のは最も理にかなった行動です。彼らが最適な時期に移籍という大きな決断をし、その種をしっかりと育ててきたからこそ、今、世界中を驚かせるような大輪の花を咲かせているのではないでしょうか。
結び:あなたの「人生の四季」は?
自然に四季があるように、誰の人生にも「春・夏・秋・冬」というバイオリズムの四季があります。 そして、その季節によって、何をしたらうまくいくのか、何をすべきでないのかは異なります。
今、あなたが非常にうまくいっているとしたら、それは「夏」や「秋」の運気かもしれません。 もし、何をやってもうまくいかないと感じているなら、それはあなたの能力ではなく、単に「冬」の時期を過ごしているだけかもしれません。
ドジャースの3選手が見せたように、自分の実力を磨き続けることは大前提です。しかし、自分が今どの季節にいるのかを知ることは、その努力をいつ、どのように発揮すべきかの羅針盤となります。
さて、あなたのバイオリズムは今、どの季節でしょうか?

髙栁 和浩 笑顔商店株式会社 代表取締役