おはようございます。 高柳です。
11月21日、高市政権において新たな総合経済対策が閣議決定されました。
報道では「21兆円」「17兆円」といった大きな数字が踊っていますが、気になるのは「実務レベルでどう影響するのか」という点かと思います。
今回のメルマガでは、発表された経済対策の概要と、高市首相が言及した「中小企業向け1兆円規模の支援」について、現時点での予測に基づいた見通しをお伝えします。
※本内容は閣議決定時点の情報および過去の傾向に基づく予測です。
詳細な予算額や公募条件は、今後発表される各省庁の資料をご確認ください。
❶ 経済対策の全体像
まず、今回の対策の規模感は以下の通りです。
・総合経済対策総額:21.3兆円
・補正予算(一般会計歳出):17.7兆円
一般家庭向け(電気・ガス代補助や給付金)の話題が先行していますが、事業者向けにも「成長投資」としての予算が組まれています。
❷ 中小企業対策「1兆円」の内訳(予測)
首相会見で明言された「1兆円規模の中小企業支援」。
現時点で詳細は未定ですが、過去の補正予算の傾向や発表内容から、以下のような配分になるのではないかと予測されます。
①【賃上げ・物価高対策】重点支援地方交付金の拡充
(予測配分:3,000億〜4,000億円程度)
自治体が地域の実情に合わせて使える交付金です。 特別高圧・LPガスへの支援や、独自の物価高騰対策に使われる見込みですが、自治体によって支援内容が異なる点に注意が必要です。
②【人手不足解消】省力化投資支援
(予測配分:3,000億〜4,000億円程度)
人手不足が深刻な12業種
(飲食、宿泊、小売、製造、建設、介護など)を中心とした、ロボットや自動化設備への投資支援です。
昨年度からの流れを汲み、今回も手厚い予算措置が予想されます。
カタログから選ぶ形式など、申請しやすい仕組みが継続されるかが注目点です。
③【最低賃金対応】業務改善助成金など
(予測配分:500億〜800億円程度)
最低賃金の引き上げに伴う、設備投資と賃上げ支援です。
生産性向上によって賃上げ原資を確保する取り組みへの助成が継続される見通しです。
④【成長加速】その他の支援策
(予測配分:2,000億〜3,000億円程度)
「100億宣言企業」への支援や、事業承継・M&A、ものづくり補助金などがここに含まれてくると考えられます。
❸ 確定情報が出るまでの「準備」
具体的な公募要領や正確な予算額が各省庁から発表されるのは、2026年の年明け(1月〜2月頃)になると予想されます。
詳細なルールが決まるまでは申請できませんが、「方向性」は見えています。
・「省力化・自動化」への投資には追い風が吹く
・「賃上げ」に取り組む企業への支援は厚くなる
これらは確実なトレンドです。
今のうちに「自社に必要な設備投資は何か」「来期の賃上げをどう計画するか」という社内での検討を進めておくことをお勧めします。
詳細が発表され次第、改めて本メルマガでも正確な情報をお届けいたします。
今回はここまでとします。
笑顔商店 高柳

髙栁 和浩 笑顔商店株式会社 代表取締役
<主な実績>
・補助金支援総額 30億円以上
・直近1年の補助金採択率 100% (10月現在二桁採択更新中:ものづくり補助金、省力化補助金一般型、新事業進出補助金、小規模事業者持続化補助金、成長加速化補助金他)
・融資支援 成功率 99%(18年間の実績)
・経営革新計画 承認 累計200件以上
・起業家・経営者支援 累計500社以上
・弊社の最大の強みは補助金の採択実績です。弊社のスタイルは単に事務的に補助金調達の支援をするのではなく、貴社の成長戦略の一環として補助事業の支援を行っております。人とお金が回る仕組みを伴走し、企業価値をあげるお手伝いをしていきます。