来年、省力化補助金が変わる? 現行制度は残り2回か

おはようございます。

笑顔商店の高柳です。

 

今回は、少し先を見た補助金の話です。

 

現在、「中小企業省力化投資補助金(一般型)」の第8回公募が始まっています。

 

締切は、10月16日(金)17時です。

 

そして公式サイトには、すでに「第9回の公募のスケジュールは詳細が確定次第更新」と明記されています。

 

ですから、少なくとも次回、第9回までは実施されると考えてよいでしょう。

 

ただ、私は最近、一つ気になっていることがあります。

 

それは、「省力化補助金」という名前の補助金は、今年度で最後になるかもしれない。ということです。

 

誤解のないように言うと、これは「省力化への支援そのものが終わる」という意味ではありません。

 

むしろ逆です。

 

人手不足は、製造業、建設業、運送業、宿泊業、飲食業、介護など、ほぼすべての業界で深刻になっています。

 

最低賃金も上昇し、人を採用したくても採用できない。

 

この状況で、国が「省力化投資」の支援をやめるとは考えにくいでしょう。

 

では、何が変わるのか。

 

私は、「名称」と「制度の枠組み」が変わっていく可能性があると見ています。

 

実際、長く続いてきた「IT導入補助金」も、2026年から「デジタル化・AI導入補助金」という名称に変わりました。

 

単にITツールを導入する時代から、AIやデジタル技術を使って生産性を高める時代へ。

 

国の政策の重点そのものが変わってきています。

 

省力化も同じです。

 

これから企業に求められるのは、単に「人を減らす機械」を導入することではありません。

 

AI、ロボット、IoT、システムなどを組み合わせながら、

 

「人がやらなくてもよい仕事を機械に任せる」

「少ない人数でも売上を伸ばせる仕組みをつくる」

「人にしかできない仕事へ人材を集中させる」

 

という、経営そのものの再設計です。

 

そう考えると、今後、省力化とデジタル化、AI活用がより一体化していくのは自然な流れだと思います。

 

私は長年、補助金の現場を見ていますが、補助金は時代の政策を映す鏡でもあります。

 

国が企業に何を求めているのかを見ると、次にどんな補助制度が出てくるのかも、ある程度見えてきます。

 

だからこそ、今回の第8回と、その次の第9回は重要です。

 

現行の「省力化補助金」という制度を使って設備投資を考えている企業にとっては、残された公募機会がそれほど多くない可能性があります。

 

特に、1,000万円以上の機械設備やシステム投資を検討している企業は、「公募が出てから考える」のでは遅いケースがあります。

 

設備の選定、見積取得、省力化効果の整理、賃上げ計画、資金調達など、事前に詰めることが多いからです。

 

第8回の締切は10月16日。

 

今回に間に合わない場合でも、第9回を見据えて、今から準備しておく価値は十分あります。

 

少なくともGbizIDの登録は済ませておいてください。

 

制度の名前や仕組みは変わります。

 

しかし、人手不足を解消し、生産性を高めるための投資支援は、これからますます重要になる。

 

補助金は「出てから探す」のではなく、「会社が次にどんな投資をするのか」を先に決め、その投資に使える制度を選ぶ。

 

これからは、そんな補助金の使い方がますます大切になってくると思います。

 

今回はここまでとします。

 

最後までお読みいただき有難うございます。

 

笑顔商店

高柳和浩

 

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